2016-08-01 16.06.31

2016-07-05 18.11.01

昨日の8月1日の「愛知の発明の日」記念講演会にて講演をしてきました。

8月1日は「愛知の発明の日」。

自動織機で有名な豊田佐吉が最初の動力織機の特許を取得したのが明治31年8月1日だからだそうです。

豊田合成株式会社でノーベル賞を取った赤崎教授と天野教授のもと青色LEDの特許戦略を行った太田光一氏。

名古屋木材株式会社が岐阜大学と共同で開発した「曲がる木」をつかった製品作りを行った竹田博氏。

あいち産業科学技術総合センターでバイオマス資源の利活用の研究を行っている伊藤雅子氏。

を迎えての講演会となりました。

 

三者に共通していることは産学官の連携事業だと感じました。

どうすれば産学官連携事業がうまくいくのかを伺ったところ、ともにお話をしていたのが、

「いい関係性を作ること」と言っていました。

いいアイデアや技術があっても上手く連携が取れない限りはうまくいかない。

特に産学官と三者が集まる場合に「いい関係性」というのが重要だと感じました。

 

開放特許の事業も産学官連携がキーワードになってきます。

大学の技術、行政の応援、会社の努力と三者がいい関係を作るために精一杯努力しないと生まれない事業だとも感じます。

川崎モデルで有名な川崎市に話を聞いた時にも頑張っている中小企業には「おせっかい」をして「えこ贔屓」をすると言っていたのを思い出しました。

行政の応援や大学の応援を受けるためには会社の努力が必要で、努力をすれば「おせっかい」を焼いてくれるのです。

努力をすることで「いい関係性」を作れる。

発明の日に産学官連携の事を聞いて、改めて開放特許を実現しようとする時には、やってもらうのではなく努力をすることが必要だと感じました。

富澤 正

弁理士。当サイト『発明plus(旧:開発NEXT)』および同タイトルのフリーペーパーの編集主幹。
■経歴
知財コンサルタント。コスモス特許事務所パートナー。名古屋工業大学非常勤講師。
1980年愛知県生まれ。名古屋工業大学大学院修了。
特許業務の傍ら、知的財産の執筆活動・講演活動などを行う。自身の知的財産権を活かしてアイデア商品を作るベンチャー企業Time Factory株式会社を設立し、資格試験の受験生向けの商品などを手掛ける。
■専門分野
知財ビジネスマッチング、開放特許活用戦略、知財を活かしたビジネスモデル作り
■著書
『社長、その商品名、危なすぎます!』(日本経済新聞出版社)
『理系のための特許法・実用新案法』(中央経済社)
『理系のための意匠法』(中央経済社)
『理系のための商標法』(中央経済社)
■連載
『日経産業新聞』にて連載 (2017.5.12~20217.5.20)
『中部経済新聞』「みんなの特許」を毎週月曜日に連載中 (2014.4~現在)『サンケイビジネスアイ』「講師のホンネ」にて月1コラム連載 (2013.5~2014.1)
『日刊信用情報』にて「知財コンサルタント富澤正の「知的財産権を極める」」を週1コラム連載 (2013.9~2014.8)