チップス
私たちが子供のころから慣れ親しんだヤマザキ・ナビスコが2016年8月31日になくなります。

でも安心してください。
ヤマザキはヤマザキビスケット株式会社としてナビスコのライセンス商品ではない
「チップスター」、「エアリアル」、「エントリー」、「ピコラ」、「ラングドシャ」および「スリムサンド」を販売し続けます。

「オレオ」、「リッツ」、「プレミアム」、「チップスアホイ」の4種はナビスコの現法人である、モンデリーズ・ジャパンが9月より販売するそうです。
ただし、今までは日本で作られていましたが、「オレオ」は、中国・北京にあるモンデリーズ・インターナショナル最大のビスケット工場で製造されます。
「リッツ」はインドネシアのチカラン工場で、「プレミアム」はイタリアのカプリアータ・ドルバ工場で製造されます。

参考
ヤマザキ・ナビスコ株式会社コメント
http://www.yamazaki-nabisco.co.jp/common/images/license_160212.pdf

Mondelez社コメント
http://jp.mondelezinternational.com/Newsroom/2016-Press-Releases/160212

両社のコメントは2016年2月に発表されました。

半世紀にもわたり、関係を続けてきたライセンス契約について
この二社の歴史は非常に興味深いケーススタディになりますね。

さて、そんな大きな転換期を迎えるヤマザキさんの「チップスター」
ニュースもあったので久しぶりに買って食べてみました。

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懐かしい変わらぬおいしさでしたが、ついでにパッケージに面白いものを見つけました。
なんと特許出願中です(笑)。

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では何の特許かと言うと、なんと「食べ終わった後の箱をつぶしやすくできる」特許です。
実践してみるとこのとおり。ペタンコにつぶすことができました。

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チップスターのきれいなチップスがつぶれないように硬い硬いパッケージで守られていたわけで、
子供のころはこの硬いパッケージでチャンバラごっこをしてみたり自由研究の材料にしてみたりしてきた記憶がありますが(笑)、硬いのでつぶすのは難しく、ごみとしては確かにかさばっていたかもしれません。
永年、販売してきた製品のなかにも、消費者の為にできること、環境の為にできること(ごみをコンパクトにする)があるのですね。

そしてそれをしっかり特許申請しているところもさすがです。

売るところまでではなく、ライフサイクルの後半部分。ごみとして処分されるまでを企業として考えていく。
すばらしい取り組みですね。
熟年離婚したヤマザキさんの今後の活躍に期待したいものです。

原 渚

1979年千葉県生。東京理科大学理工学部経営工学科卒業。
大手電機メーカーにて原価管理、経営管理、企画部門を歴任。
26歳の時、当時史上最年少で1万7千人規模の中国海外拠点の管理部門に出向し、VE導入やコストダウンに取り組み、成果を挙げる。若くして得たグローバルな視点やコストマネージメントや経営ノウハウを活かし、某社退職後、有料自習室の経営及びファイナンシャルプランナーとして活躍中。