今回インタビューしたのは、家を建替える方に解体業者様を紹介する「解体工事の匠」や、外構業者様を紹介する「エクステリアの匠」といったマッチングサイトを運営している株式会社クラッソーネの川口哲平氏です。
インターネットの検索エンジンからサイトを経由して来たお客様に対し、提携業者から要望に合う業者様を選定して紹介する事業を営まれています。
インターネットの利点を活かし、全国の匠達と提携を組み、サービスを展開しているITサービスの開発企業です。
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解体業をサポートする事業を開始する着眼点

川口氏はハウスメーカーの営業をしていながら、起業を志していたそうです。そして独学でWebサイトの運営方法やSEO対策のスキルを学び、現在のサービスを立ち上げるに至ったそうです。
もともと、住宅関連のサービスを行いたいと考える中で、扱う商品が「住宅そのもの」となるとすでに企業が多く、新規参入は難しいと感じたそうです。

そこで、注目したのが解体業界。解体は、家を建替えるときに古い家を壊すこと。
家を建替える方で特定の解体業者を知っているという方はほとんどいません。解体工事は一生のうちで一度あるかどうかの工事ですので、日ごろから意識している方はほぼいない。
解体が必要となり初めて探すのです。

しかし、解体業界は特にIT化が遅れており、解体業者を探すのが難しい。
そこで、マッチングサービスがあれば、お客様のニーズに応えることが出来るのではないかと考えサービスを開発していったそうです。

解体業界は強力な競合が存在せず、会社は軌道に乗り、現在は、外構工事エクステリアのマッチングサービスを展開しており今後は、家づくりに関する様々な業種へと幅を広げていくのが今後の展望だそうです。

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株式会社クラッソーネの会社風景

お客様と優良業者様が出会う場を創り、業界を革新したい

マッチングサービスは、お客様に「ハウスメーカー経由で依頼するより安くできる」というメリットがあることはもちろん、業者側にもメリットがあります。それはBtoCの集客ができるということ。
建築業界にはまだまだ自社Webサイトを持たない業者様が多く、自社での集客に困っていることが多々あるそうです。
このような業者様は売上の大半を下請工事によって賄っていますが、元請会社によって利益が叩かれてしまうため、経営面で行き詰りがち。しかし、マッチングサービスを通じてお客様と直接つながる事によって、高い利益率で工事を受注することが可能になる。

また、建築関連の会社というと、「サービスが悪くないか」といった悪いイメージを持つ方もいる。
確かに、イメージどおりの悪い会社も存在はするが、実際には真面目にきちんと仕事をする業者様も沢山ある。
川口氏は、そういった優良な業者が露出の機会を増やすことで、業界自体が良い方向に向かっていけるようにサービスを続けていきたいと話していました。

【株式会社クラッソーネ】

本社所在地: 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅5-7-30 ORE名駅東4F
電話番号: 052-589-8085(受付時間 / 9:00~12:00・12:30~18:00)
Webサイト: http://www.crassone.co.jp/

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代表取締役 川口哲平氏

富澤 正

弁理士。当サイト『発明plus(旧:開発NEXT)』および同タイトルのフリーペーパーの編集主幹。
■経歴
知財コンサルタント。コスモス特許事務所パートナー。名古屋工業大学非常勤講師。
1980年愛知県生まれ。名古屋工業大学大学院修了。
特許業務の傍ら、知的財産の執筆活動・講演活動などを行う。自身の知的財産権を活かしてアイデア商品を作るベンチャー企業Time Factory株式会社を設立し、資格試験の受験生向けの商品などを手掛ける。
■専門分野
知財ビジネスマッチング、開放特許活用戦略、知財を活かしたビジネスモデル作り
■著書
『社長、その商品名、危なすぎます!』(日本経済新聞出版社)
『理系のための特許法・実用新案法』(中央経済社)
『理系のための意匠法』(中央経済社)
『理系のための商標法』(中央経済社)
■連載
『日経産業新聞』にて連載 (2017.5.12~20217.5.20)
『中部経済新聞』「みんなの特許」を毎週月曜日に連載中 (2014.4~現在)『サンケイビジネスアイ』「講師のホンネ」にて月1コラム連載 (2013.5~2014.1)
『日刊信用情報』にて「知財コンサルタント富澤正の「知的財産権を極める」」を週1コラム連載 (2013.9~2014.8)