コラム
Column
平成29年7月24日付 中部経済新聞 第7面掲載記事(寄稿 発明plusプロジェクトリーダー 富澤正)より
こま遊び玩具「ベイブレード」(タカラトミー製)が子供たちに大人気です。
これは従来のベーゴマと同じように、コマを盤上に発射し、相手をはじき出すか、長く回転していたほうが勝つというこま遊び玩具の一種です。
2015年からの“ベイブレードバースト”シリーズは、これまでのこま遊び玩具と違い、相手のコマをバラバラに破壊する「バーストギミック」が搭載されており、この仕組みが子供たちを夢中にさせているのです。
おもちゃ業界はライフサイクルが短い業界の1つですが、一方で特許を取得するまで平均2年以上かかります。
2年も待っていたらおもちゃの旬が過ぎてしまいます。しかし、特許は登録してから初めて効力が発生するため、登録されるまでは競合商品を止めることはできません。やはり、特許がない状態は販売に踏み切るのも恐いものです。
タカラトミーは早期審査制度を活用することで、このバーストギミックに関係する特許を半年で登録しています。
制度を上手くつかってタイムリーに権利を確保し、競合他社の追随を防いでいるのです。
一定の要件の下、出願人からの申請を受けて審査・審理を通常に比べて早く行う制度です。
参考: 早期審査制度とは(特許庁HP)
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