日本の夏の風物詩のひとつ、高校野球(全国高等学校野球選手権大会)が大詰めを迎えています。
毎年、クライマックスの一番気になるところがお盆休み後ですので、仕事に集中できない方も多いかと思います。

阪神甲子園球場

「夏の甲子園」とも言われている通り、同大会は阪神甲子園球場で開催されます。
この阪神甲子園球場のスコアボードは、他の球場とは異なる特殊な形状をしていることをご存知でしょうか。そんな阪神甲子園球場のシンボルであるスコアボードが、立体商標として商標登録されているとの情報を見つけました。

“甲子園トリビア”スコアボード「凸」は立体商標 – 神戸新聞NEXT 2017.8.20

特許庁のデータベースで確認したところ、おそらく、商標登録第5432191号(阪神電気鉄道株式会社)のことではないでしょうか。
平成23年に登録となっている商標で、商標公報には確かに甲子園のスコアボードの立体的形状が多視点で描かれ、【立体商標】との記載もあります。

商標は、一般的には、文字や図形などの平面のものが多いのですが、立体的な形状からなる商標も今回の阪神甲子園球場のスコアボードのように登録することができます。
立体商標の登録例としては次のようなものもあります。

  • コカコーラの (商標登録第5225619号 – ザ・コカ-コーラ・カンパニー)
  • ヤクルトの容器 (商標登録第4182141,5384525号 – 株式会社ヤクルト本社)
  • 不二家のペコちゃんの像 (商標登録第4157614号 – 株式会社不二家)
  • ケンタッキーのカーネル・サンダース氏の像 (商標登録第4170866,4153602号 – ケンタッキー フライド チキン インターナショナル ホールディングス インコーポレーテッド)
  • ホンダのカブの車体 (商標登録第5674666号 – 本田技研工業株式会社)

ひょっとしたら街でみかけたそのカタチは登録商標かもしれませんね。

竹村 恵一

弁理士。
主に知財ニュースを担当。
家庭ではたこ焼き担当。
趣味はフットサル。最近は、低下した体力に見合った新たな趣味を模索中。