コラム
Column
2017年10月6日 愛知県豊川市で行われた「第13回 かわしんビジネス交流会」(主催:豊川信用金庫, 共催:愛知県, 後援:あいち産業振興機構・豊川市)で発明plusプロジェクトチームの富澤正が開放特許の魅力について講演を行いました。
– 報告: コスモス特許事務所(発明plus) 坂野
講演ではフリーペーパー「発明plus(旧:開発NEXT)」の別冊「知財活用ハンドブック」をテキストに、開放特許の活用について紹介しました。
TBSで放送中のドラマ「陸王」では、足袋を製造している「こはぜ屋」がランニングシューズを作っています。
その中では、ランニングシューズに必要なソールの技術を他社の特許から取引金融機関の担当者が紹介するというエピソードがありました。
金融機関の方は、担当している企業の困り事をよく知っています。だからこそ必要な技術やモノを提案できるのではないかと思います。ものづくりの中では、金融機関の方の力も大事なものだと考えています。
ただ、金融機関の方も困り事は分かっても何を提案すればいいかわからないこともあると思います。そんなとき、発明plusプロジェクトでは、技術として国が認めたという根拠をもつ特許を紹介することを提案しています。
特許というと各社が自身の技術を守るためのものというイメージがありますが、中には他社にその技術を使わせたいというものもあります。そのような技術を導入することで、商品開発のスピードを飛躍的に高められるのです。
ご相談いただければ、金融機関向け及び金融機関のお客様向けに開放特許をはじめとする知的財産のセミナーもお受けしております。詳細については問い合わせフォームよりお問い合わせください。
デザインが生まれたら 商品を開発したときに特許権の取得を考えることがあるかと思います。しかし、実は商品を守る知…続きを読む
特許の使用料の考え方 特許権を取得した人がその使用料でお金持ちになったという夢のような話を聞くことがあります。…続きを読む
流行りのM&A 「サラリーマンは300万円で会社を買いなさい」(講談社+α新書)という個人M&Aを薦める本があ…続きを読む
物語は魅力的 スポーツ選手が怪我から復帰してオリンピックでメダルを取る、というような復活劇は多くの人を感動させ…続きを読む
プライベートブランド 昨今、コンビニエンスストアでも大手スーパーでも見るのがプライベートブランド(PB)です。…続きを読む