コラム
Column
なんとこの冬、「弁理士」の肩書をもつ人物を主人公とするドラマが放送されるという報がありました。
弁理士が登場するだけでもなかなかないことで、主人公ともなれば相当レアな設定です。
念のため補足しておくと、弁理士とは特許などの知的財産に関する業務、特に特許庁への手続きの代理に関する業務を中心に行う職業で、弁護士や行政書士などと同様に国家資格です。
ドラマの紹介では「恋愛工学」を通じて主人公弁理士が奮闘する内容となるようですが、
どこかで特許などが絡んでくるのかも気になるところです。
放送は2017年12月28日(木) 2:00~(深夜) です。
なお、ドラマ放映前に書くのも憚られますが、「恋のテクニック」のような発明をしたとしても、これは特許にならなさそうです。理由は「産業上の利用可能性」がなさそうだから。特許が認められるためには、個人の範囲で利用できるような技術ではなく、産業として利用できることが必要とされています。
例えば、「周囲の状況に基づいてアタックするチャンスを提案するプログラム」なら、その技術が新規性・進歩性などの他の条件を満たせば特許を取得できる可能性はありそうです。ソフトウェア分野という産業で利用できる可能性があるからですね。
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