コラム
Column
発明plusを運営するコスモス特許事務所は、ビジネスプランコンテストおかやま2017 (NEWORK EXPO OKAYAMA)にサポーターとして参加しました(イベントの紹介記事)。先日、コンテストに集まった新しいビジネスアイデアの最終選考イベントが活況のうちに行われました。
今日は、このようなビジネスコンテストについて紹介しようと思います。
例えば物を作るビジネス、昔は作ってくれる工場を探すのに苦労したものですが、今はインターネットなどの情報源の発達で協力者を探しやすくなっているのではないでしょうか。また、インターネット上のサービス事業などであれば物を作るのに比べて参入しやすい環境にあるかもしれません。
実際にモノを作る・作ってもらうのは現代では比較的しやすくなってきているのかもしれません。ただ、新ビジネスをするのなら多くの応援・バックアップを受けて始めたいものです。販路拡大や資金調達など、1人で抱えるより協力を得た方が進めやすい課題もあるからです。
バックアップとしては補助金・助成金制度や、弁理士や税理士などの専門家派遣制度など、公的なものも多くありますので検討してみるとよいでしょう。今回は冒頭にも書いたように、ビジネスコンテストを活用するという視点で紹介します。
地域の活性化策として、各地で新規事業を推進する動きがあります。その中で行われるのが、地方自治体や金融機関のビジネスプランコンテストです。
ビジネスプランコンテストは、新たなビジネスプランを計画して発表し、その実現性や革新性、将来性などを競うものです。コンテストに出場するメリットとしては知名度の向上や賞金の獲得などが考えられれますが、特典としてプラン実行のサポートを受けられるという点もメリットです(注:すべてのビジネスコンテストに用意されているわけではありません)。
コンテストで審査を通ったビジネスプランにはサポートが用意されることがあります。良いプランであっても有効に実行されなければビジネスとして成功とはいえないので、主催者側としても成功へ導きたいという思いがあるのでしょう。
今回のビジネスプランコンテストおかやま2017の事例では、コスモス特許事務所は最終選考に残った11社のビジネスプランのうち4つをサポートすることとなりました。特許事務所ですので、特許戦略や商標戦略によってビジネスをサポートします。
そのほかのサポーターは、クラウドファンディングサービスによるWebサイトでの優先紹介や、大学による産学官連携の支援、金融機関による経営塾への招待などが提供されるようです。
コンテストをきっかけに様々な応援を受けてビジネスプランを実行することができます。
従来のコンテストでは優勝1件に賞金が出てお終いということもありましたが、昨今のコンテストでは優良なアイデアにはサポートを提供するというものが主流となってきています。
ビジネスプランの実行力を手に入れるためにコンテストに参加する、というのも新ビジネスへの挑戦の1つの方法となりそうです。
コンテストポスターよりサポート企業リストの一部(「開発NEXT」は当サイトの旧名称です。)
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