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アメリカでの特許権の存続期間は?

外国に関する質問

アメリカでの特許権の存続期間は?

日本の特許権は出願から20年が存続期間。
では、アメリカの特許権の存続期間はどのようになっているのでしょう?

原則は、特許権の存続期間は、アメリカでも出願日から起算して20年です。

1.存続期間

アメリカでは、特許権の存続期間は、特許の維持年金を支払うこと前提として、原則、出願日から起算して20年です(PCT国際出願経由の場合は、国際出願日から起算)。

2.存続期間の例外

例外として、1995年6月8日以前に出願され、同日現在出願係属中のもの及び権利存続中のものについては、出願日から20年または特許付与日から17年のうちいずれか遅く終了する期間までが存続期間です。

例えば、

(1)出願日が1991年6月28日で登録日が1992年12月15日の場合
存続期間の満了日は、出願日から起算して20年の2011年6月28日となります
(2)出願日が1992年8月31日で登録日が1996年4月9日の場合
存続期間の満了日は、登録日から起算して17年の2013年4月9日となります

また、1995年6月8日以前に出願された出願に基く出願日の利益を受ける1995年6月8日以降の継続出願・一部継続出願・分割出願等に係る特許は、存続期間は一律に最先の親出願から20年となっています。
なお、1995年6月8日以前に存続期間が満了しているものは、登録から17年です。

さらに、再発行特許権の存続期間は原特許権の存続期間と同じです。

3.存続期間の調整

特許庁での審査手続きが遅延した場合、その遅延分だけ特許の存続期間が延長されます。この規定は2000年5月29日以降の出願に適用されます。

4.存続期間の延長

医薬品、医療機器、食品添加物、着色料に係る特許製品については、食品薬事委員会の審査に服し、流通認可を受ける必要があります。このように審査に服したために発明を実施できなかった期間があれば、存続期間が延長されます。

回答日:2016年12月15日

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