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社名変更を予定している場合の出願のタイミングは?

手続に関する質問

社名変更を予定している場合の出願のタイミングは?

会社名の変更を予定していますが、商標登録出願は社名変更が確実に終了してからが良いのでしょうか。
それとも、とりあえず先に商標登録出願をして、後から社名の変更の手続きをした方がよいのでしょうか。

基本的には、社名変更が完了してからが好ましいです。

基本的には、社名変更に関する処理がすべて済んでから商標登録出願をするのが良いです。

社名変更前の名称で商標登録出願をした場合、他の関係各所へ社名変更の手続きをしたとしても、特許庁に関するものについては特許庁への手続きが必要となります。
商標登録出願をした後に社名変更が生じた場合、登録前であれば氏名(名称)変更届、登録後であれば表示変更登録申請書という書面を特許庁に提出する必要があります。
そのため、社名変更が予定されている場合には、社名変更されてからの名前で出願した方が、上記の手続きにかかる事務所手数料や特許庁費用(表示変更登録申請書のみ)がかからず、手続も費用もシンプルになります。

ただし、社名変更に関する処理がすべて済んでいない状態で変更後の社名で出願したとしても、出願人については審査時に確認されるものであるため、審査までに社名変更を完了できるのであれば大きな問題にはならないと考えられます。
我が国の商標法では、先願主義を採用しており、同一・類似の商標については先に出願した者が商標登録を受けられます。そのため、出願は早いに越したことはありませんので、社名変更を審査時期までに完了できそうであれば、先に出願してしまったほうが良いといえます。

なお、商標登録出願から登録査定が出るまで、2017年1月現在では4~6か月ほどです。出願から1~2か月程度で社名が変更される見込みであるならば先に出願をしても良いかもしれません。

回答日:2017年1月12日

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