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公開された特許があったので、もう商品は作れない?

戦略・活用に関する質問

公開された特許があったので、もう商品は作れない?

商品企画をしている時に検索していたら、同じような商品の特許が公開されていました。
もう作ることはできないでしょうか。

「特許権」が有効に存在するかが重要です。

特許に関する「公開」には主に「公開特許公報」と「特許公報」の2種類があります。

前者「公開特許公報」は、出願公開制度によって、原則出願から1年6ヶ月で特許出願の内容が公開されるもので、特許権の成立を告知するものではありません。特許権の成立は後者「特許公報」に載ります。
従って、公報によって特許を知ったというときは、そのタイトルが特許公開公報なのか、特許公報なのか、ちゃんと確認しましょう。

また、公報の番号も公開特許公報では「特開2018-xxxxxx」のように西暦年が入った形式ですが、特許公報では「特許第xxxxxxx号」のように通しの登録番号となります。

特許出願をした全てが特許権として認められるわけではありませんから、公開特許公報を見つけたからといって、その技術について特許権が成立するとは限らないというわけです。
ただし、将来的に特許権が成立する可能性はありますので、注意は必要です。特許出願が拒絶されたかどうかは特許庁(INPIT)のJ-PlatPatでも確認できます。

また、「特許公報」を見つけたからといってその特許権が今も存在しているとは限りません。出願日から20年の存続期間の満了や、特許料の不納、無効審決などによって特許権が消滅することがあるからです。
J-PlatPat や特許庁の特許原簿によって特許権が存在していないことを確認できれば、その特許技術を使うことは可能です。

回答日:2018/03/15

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