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商号と商標の違いは?

戦略・活用に関する質問

商号と商標の違いは?

法律上は全く異なる法律に規定されています。

商号は、法務省の管轄する商法に規定されており、商売などを行う者(会社)を特に行政機関などが区別するための名称を指します。一方で商標は、特許庁の管轄する商標法に規定されており、商品やサービスなどを区別するための識別標識(名称・マークなど)のことを言います。

商法は商号の独占までは規定していません。したがって、自分と同じ商号をする他人が現れても、基本的にはその使用を止めさせることはできません。

商標は、商標権を取得すれば、その使用を独占できます。偶然に同一または類似のマークを使用している者に対してすら、その使用を止めさせることができます。特に悪意をもってブランドを模倣するようなケースでは差止請求をしたり、損害賠償請求をしたりと、強く活用することができます。

なお、商号も商標登録することはできます。
商標登録も先願主義ですので、先に商標登録出願をした人が有利になるシステムです。自分が使っている商号を他人が商標登録をしてしますと、最悪のケースでは自分の商号を変えなければならない可能性もあります。商号は商売をする上で自身を名乗る重要なものですので、早めに商標権を取得しておくのが良いでしょう。

回答日:2019年4月19日

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