知的財産Q&A
Intellectual Property Q&A
自社商品にそっくりな別物が店頭に並んでいました。販売の差し止めは可能?

トラブルに関する質問

自社商品にそっくりな別物が店頭に並んでいました。販売の差し止めは可能?

自社で開発して販売する商品にそっくりな別物を店頭で見かけました。
この別物の販売をやめさせることはできるのでしょうか?

知的財産権を保有していれば差し止められる場合もあります。

その商品に関する知的財産権を保有していれば、他人の商品の製造や販売を差し止められる可能性があります。知的財産権は「アイデア」についてのものですので、商品自体にあるわけではありません。技術面からは特許権や実用新案権、デザイン面からは意匠権、商品名などのブランド面からは商標権と、どのような面から自社商品を保護していくのかという方針が重要になってきます。

また、特許権・実用新案権・意匠権は、他人が実施しているからといって後から出願して権利を取得することはできません。発明等が公になった瞬間に権利取得が認められなくなるからです。したがって、少なくとも製造や販売を始める前までには知的財産について検討をして、必要なら出願をするということが必要になってきます。

これら知的財産権を持っていないが他人のそっくり商品をどうにかしたいという場合には、不正競争防止法に頼ることも考えられますが、これらは一般的には差し止めなどに至るハードルは高いようです。

自社の商品の守りからについてご心配のある場合には、知的財産権のスペシャリストである弁理士にご相談ください。

回答日:2018年11月16日

無料相談

最新記事

同じ「桜」という曲名の存在は問題にならないのか

日本で二番目に多い曲名 今年の春は寒暖の繰り返しで桜も見逃がしたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。こ…続きを読む

著作権法改正 - 2019年7月1日施行分につい…

3回にわたり紹介してきた近時の著作権改正ですが、今回の2019年7月1日に施行分の説明で一通りとなります。 7…続きを読む

差止請求権とはどのような権利ですか?
Q&A
エネルギア(中国電力)グループの知的財産報告書で…

中国電力が発行する「エネルギアグループ知的財産報告書」にて、発明プラスによる知財ビジネスマッチング活動が紹介さ…続きを読む

知的財産とセキュリティリスク

知的財産の管理はセキュリティとも密接な関りがあります。例えば、出願前に公に知られた発明は新規性を失ったものとし…続きを読む