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商標はどのくらい似ていると訴えることができますか?

トラブルに関する質問

商標はどのくらい似ていると訴えることができますか?

登録した商標と同じではありませんが、そっくりなものを使っている人がいます。
どの程度似ていれば訴えることができるのでしょうか?

商標は「外観」「称呼」「観念」について似ているかどうかを判断します。

商標が似ていることを専門的には「類似」と言います。この類似の判断ですが、外観、称呼、観念のそれぞれについて判断されます。

外観とは、見た目のことです。カタチや位置・配置など、視覚を通じて感じる要素が近いものかどうかを検討します。文字としては異なるものでも、似ている文字(白と臼など)については意味は異なるものの外観上は類似との判断がなされることもあり得ます。

称呼とは、読み方・聞こえ方のことです。商標の使用者が「これはこの読み方」と独特の読み方を主張したとしても他に読み方が考えられる場合には、そちらの読み方も踏まえて判断することもあります。

観念とは、商標から思い描く印象のことです。「赤」と「レッド」は字面(外観)も読み方(称呼)も異なりますが、印象としてはトマトのような色として同じものを想起します。

これらの観点を総合的に踏まえて、商標の類似を判断します。そして商標が類似すると判断できるとき、商品やサービスも商標権で指定するものと同一・類似であれば、商標権者は類似する商標を使用する他人を訴えることができます。

また、商標の類似を判断するもう1つの考え方として、その商標を商品に付けることで消費者が商標権者の商品と間違えることがあるかどうか、という点があります。そもそも商標法はブランドを保護するものですので、消費者に混乱させないことがそもそもの目的だからです。

回答日:2018年10月24日

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